||   Magical child - Part 1 - / マジカル・チャイルド   ||


昔 自由で賢い子供がいた
心の奥に笑いを感じ
自然の歓喜と喜びを感じとっていた
明日の自分を思いわずらうこともなく
美しさと愛 ただそれだけを見て生きていた

ぼくには神の力があるのだと 少年は信じていた
人々はそんな彼をあざ笑った
光り輝くその子の無垢な力 哀れみ深い魂を
牧師たちは畏れ
わけのわからない神秘な力を
その子の手から必死でもぎ取ろうとした

少年の純粋な信念を 無限の喜びを
大人たちは必死で打ち壊そうとした
無上の喜びは少年の体をかたくおおい
悪意の言葉も 非難の刃も 彼を傷つけることはできなかった

少年は神の寵愛を一身に受け
時や空間にしばられることなく自由だった
極彩色の夢のなかで 彼は遊び 戯れる
永遠の世界で 自分に与えられた役を演じながら

占い師たちがやってきて運勢を告げた
ある者は熱っぽく またある者は力強く
目ざわりなこの少年を非難した
他の誰とも似ていない
こいつは ほんとうに人間なのか?
することなすこと 奇妙なことだらけの
こいつは はたして正気なのか?
この子の運命はどうだ? どんな未来を背負っている?

大人たちの囁きと非難のなか
はてしない嘘に疲れはてた少年は
不思議な力を抑えて 自分を殺し
勇気を焼きすて 恐怖にかられたが
純粋で誠実な心は けっして忘れなかった

彼の望みはただひとつ 高い山にのぼり
雲を塗り 空を彩り
はるか地平線の彼方へ飛んでゆくことだった
死の訪れない永遠の世界へ

止めないで 彼は人類の父だから
邪魔をしないで それが彼の役目なのだから
彼はぼく そしてきみ
きみはただ そのことを忘ているだけさ

きみの心のなかには 予言者が住んでいる
その予言者は思考のあいまに
純粋ですばらしく澄んだ音色を聞くことができる
とても大切で とても貴い生命のしらべを

もしもきみが ほんの一瞬でも
この創造のきらめきと すばらしい幸福を感じるなら
踊ろう ぼくと一緒に
あかあかと火を灯し 見届けよう
この地球上のすべての子供たちが
彼らの魔法を使い 新しい命を生み出すのを
苦しみのない 自由な世界に
喜びあふれる 正しい世界に

心の底で きみは知っているはず
きみのなかで眠っているその子を 見つければいいだけだと