||   WHEN babies SMILE / 赤ん坊が微笑むとき   ||


人が夢を見、愛する人にキスをし
空にかかった虹が その光をふりまくとき
そのとき 生命がきらめく
ぼくらは 深い穴の底へ身を踊らせ
飛びこみ
しばし宙を漂う
そのとき 赤ん坊が微笑む

運命の扉は開かれ
すべてが可能になり 傷は癒され
肉体は空高く舞いあがり
炎の上を歩き 空を自由に飛びまわる
きらめく星の光を浴びて
その輝きを身近に感じるとき
無邪気なたくらみが生まれる
光のなかで
ぼくらはしばし 宙を漂う
そのとき 赤ん坊が微笑む

心は優しく
海はきらめき
天の笑い声が地球に響き
新しい生命が生まれる
永遠の時のなかで
天使たちが群れ集い
ぼくらははしゃぎ 戯れる
魂の遊び場が
黄昏の光を浴び
ぼくらはしばし 宙を漂う
そのとき 赤ん坊が微笑む

そのとき ぼくらは神とともにあり
すべては正しく 理にかない
そっと振り返れば
傷ひとつない その手振り
ぼくらは すべての源となり るつぼとなり
誰もぼくらを傷つけることはできない
そこには罪も 罪人もなく
ただ 勝利があるだけ
輝ける喜びのなかで
ぼくらはしばし 宙を漂う
そのとき 赤ん坊が微笑む

王国が倒れ 階級が崩れ
文明は崩壊し 時が流れ
荒れ狂う嵐が海を襲い
祈りむなしく 殺戮が行なわれる
だが子供たちが戯れるとき きらめく滴がこぼれ
暴君は泣き叫び 誰ひとり殺されることはない
妖精たちが踊り 小鬼が歌い
誰もが冠をいただき 王となる
公園で
ぼくらはしばし 戯れる
そのとき 赤ん坊が微笑む